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青森県立郷土館ニュース

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タグ:考古 ( 31 ) タグの人気記事

ふるさとの宝物 第186回 古墳時代の須恵器

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 亀ヶ岡式土器が勢揃いする風韻堂展示室には、古墳時代の須恵器が3点展示されている。うち2点は、奈良県柳本古墳群(左)と、岡山県(右)から出土した高坏(たかつき)である。これらを目にした学生の頃、「西日本の資料が何で青森県にあるのだろう」の疑問と共に、本来遠くにある資料をここで見られて得した気分にもなった。………


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by aomori-kyodokan | 2017-03-02 09:53 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第181回 亀形土製品(風韻堂コレクション)

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 この原稿が掲載されるのは正月気分もとうに失せた頃になるはずだが、一応、1月のうちということで縁起物につながる名称をもった資料を紹介したい。

写真の資料は、南部町の寺下遺跡で出土したもの。やや楕円形で、両面が凸レンズ状に膨らんでおり、中空になっている。全体の形はなるほど亀に見えなくもないが、「うーん・・・」と唸りたい気もするし・・・。


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by aomori-kyodokan | 2017-01-26 10:03 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第174回 南樺太の石器

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 当館の風韻堂コレクション(大高興氏寄贈)には、船木鐵太郎氏(18931955)が収集した南樺太の石器22点がある。資料には「宗仁」「北モシラ」など採集場所が明記されている。石器は続縄文文化期~オホーツク文化期(1世紀~12世紀)のものと推測される。………

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by aomori-kyodokan | 2016-12-01 14:11 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第169回 触れる土器

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 博物館に土器が並んでいるのを見て、触ってみたいと思う人は多いだろう。
 郷土館にはこの夢がかなう展示がある。破片ではあるが、自由に土器に触れる。縄文時代は1万年以上続き、土器も様々に変化した。その変化がわかるように時期ごとに区切って展示してある。「どうやってこの文様をつけたのだろう」、「何千年も前にこんなに薄くつくることができたのか」、様々な思いが心に浮かぶに違いない。…

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by aomori-kyodokan | 2016-10-27 08:43 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第161回 籠を背負う土偶(風韻堂コレクション)

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この土偶を一目見て異様な印象を受ける人も多いのではないだろうか。眉がない大きな目、ぽっかりあいた口。顔の表現があるから土偶だとわかるのだが、顔は大きな筒状の胴部に張り付いている。腕もやはり筒状の胴部に貼り付けられ、後ろに回されている。

縄文の土偶には様々なポースをとっている事例がある。………

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by aomori-kyodokan | 2016-09-01 10:00 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第148回 縄文時代のアスファルト

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 写真は、つがる市亀ヶ岡遺跡から出土したアスファルトが付着した石鏃(上左、2.6cm)と石匙(上右、4.5cm)、アスファルトの塊(下、約2cm)である。石鏃の基部と石匙のつまみ部に黒い付着物がある。…(続きはこちら)

by aomori-kyodokan | 2016-06-02 16:17 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第144回 内面渦巻状土製品(風韻堂コレクション)

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過去のさまざまな道具には用途がよくわからないものがしばしばある。考古学者はこのようなものに「〇〇状」の名前をつけることが多い。「〇〇のような形をした」という意味である。

この土製品は「イモガイ状土製品」とも呼ばれる。イモガイは南海産の巻貝で、さまざまな種類があり、貝殻が美しいものもある。縄文時代のみならず、古墳時代まで各種装飾品の材料となっていた。殻頂部は盛り上がっており、内面に渦がある。殻頂部を切断し、中央部に一孔を開けた製品も実際にある。この土製品はこの部分を真似たものと考えられる。


………


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by aomori-kyodokan | 2016-05-05 17:20 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第139回 青森北高校考古学部旧蔵資料

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 戦後、青森市内の高校には考古学部が相次いで創設された。昭和30年代までは高校生を中心とする発掘調査が盛んであった。中でも青森北高考古学部は、1948(昭和23)年の部創設から考古学に精通した先生が続いたこともあって、部活動は年々盛となり、考古学研究に邁進する生徒が大勢いた………

(続きはこちらでご覧下さい)
by aomori-kyodokan | 2016-03-31 13:29 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第134回 石製垂飾品(風韻堂コレクション)

サメの強さにあやかる?

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右はサメの歯を模した縄文晩期の石製垂飾品
(長さ8.6cm。県立郷土館所蔵。)
左の3点はサメの歯
(上2点は県埋文センター所蔵。下は板柳町教育委員会所蔵。)


 石製垂飾品(せきせいすいしょくひん)の全体の形は二等辺三角形で、底辺が湾曲している。一方は欠失しているが、底辺の両側に穿孔(せんこう)されていたらしい。側面には細かな刻みがある。これはサメの歯の形を真似た垂飾品と考えられる。
実はサメの歯は日本各地の縄文遺跡から見つかっている。青森県では早期の終わりから晩期のものまであり、中には孔が開けられ、垂飾品として用いられたものもある。サメの種類はホオジロサメやアオザメなど暖海性のサメがよく知られている。
左側の3点は実際に遺跡から出土したサメの歯で、上2点が六ヶ所村富ノ沢(2)遺跡、下が板柳町土井Ⅰ号遺跡のもの。なぜ海岸線から数十㎞内陸にある土井Ⅰ号遺跡からサメの歯が出土したのだろうか。なぜ暖海性のサメの歯が青森から出土したのだろうか。
サメは海で最強の生き物であり、縄文人は、その一部を身につけることで強さを身にまとうことができると信じたのかもしれない。だからこそサメの歯が流通し、本物の歯だけでなく、石製の装飾品もつくられたのだろう。
(県立郷土館主任学芸主査  中村 哲也)
by aomori-kyodokan | 2016-02-25 10:48 | ふるさとの宝物

ふるさとの宝物 第127回 貝層の地層剥ぎ取り

発掘調査後も観察可能

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 写真は、1991年に県立郷土館が国史跡七戸町二ツ森貝塚の発掘調査を実施した際に作成した地層断面のはぎ取りである。はぎ取りとは、貝塚などの地層断面に特殊な糊(のり)を塗り、その上に布を貼って地層を構成する土と貝を文字通りはぎ取ったものである。
この貝塚は、縄文時代中期後半(約4500年前)の人々が利用した貝殻などが堆積したもので、厚さが80cmある。はぎ取りをみると、貝の種類はヤマトシジミ・マガキ・ハマグリなどの二枚貝が多く巻貝が少ないこと、貝殻のほか魚骨やシカやイノシシなどの獣骨、土器や石器も混じっており、さまざまなものが貝塚に捨てられていた様子がうかがえる。さらによく見ると、貝殻は種類ごとにまとまりをもって層をなしているようで、一定期間集中して特定の貝を採集していた可能性も考えられる。
本来、地層の重なりは発掘調査時にしか見られないが、地層をはぎ取ることで調査後にも地層観察が可能になる。このように、はぎ取ることは貝塚の様相を探る上で有効な方法である。
(県立郷土館主任学芸主査 杉野森淳子)
by aomori-kyodokan | 2016-01-07 08:43 | ふるさとの宝物