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青森県立郷土館ニュース

kyodokan.exblog.jp

カテゴリ:お知らせ( 5 )

青森県立郷土館フェイスブックページ運用開始について

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 青森県立郷土館では、本日より公式のフェイスブックページの運用を開始いたします。

  (公式)青森県立郷土館フェイスブックページ
        https://www.facebook.com/aomori.kyodokan

 このフェイスブックページは、当館の各種事業・活動、および『青森県立郷土館デジタルミュージアム』の更新等、様々な情報をみなさまに紹介し、ご利用の案内をするとともに、青森県の考古・自然・歴史・民俗等について関心をお持ちの方々どうしの交流の場を提供するために設定いたしました。どうぞ、お気軽にご利用下さい。

 なお、フェイスブックページにおける投稿・コメントについては確認いたしますが、すべてのコメントに対して回答させていただくわけではありませんので、ご了承下さい。ご意見・ご質問等は、青森県立郷土館の関連ウェブページに掲載しているメールアドレス宛にお寄せ頂くか、各ウェブページの『メール』『お問い合わせ』のメニュー等をご利用下さい。
また、このフェイスブックページの運用ポリシーは、当館ウェブサイト『青森県立郷土館デジタルミュージアム』内の以下の場所に掲載しております。

 『青森県立郷土館デジタルミュージアム』内「このサイトについて」 
http://www.kyodokan.com/policy/ のうち、「6.SNS運用ポリシー」

また、フェイスブックページ運用ポリシーへの直接のリンクはこちらです。
 http://www.kyodokan.com/images/files/policy_facebook.pdf

   お問い合わせ:          
   青森県立郷土館
   E-mail:E-KYODOKAN@pref.aomori.lg.jp
   電話:017-777-1585
by aomori-kyodokan | 2015-08-10 08:30 | お知らせ

東奥日報連載記事『ふるさとの宝物』転載について

 青森県立郷土館は、県民の皆様から御寄贈頂いた品々をはじめとして、郷土に関わる数多くの資料を収集して所蔵しており、その点数は9万点を超えます。これら当館の所蔵資料を紹介する連載記事『ふるさとの宝物』を、平成25(2013)年4月から、当館職員の執筆により、毎週木曜日の東奥日報朝刊に掲載しております。
その連載記事につきましては、以前から学校の学習等に役立てたい、とのご要望がありましたので、6月11日(木)の掲載分から、これらの連載記事を順次このブログに掲載します。どうぞご覧下さい。
 なお、今後、それら連載記事の転載につきましては、このブログに掲載日の日付で掲載致します。
by aomori-kyodokan | 2015-06-15 10:28 | お知らせ

青森県立郷土館から観察した日食の様子

 国内で46年ぶりとなる「皆既日食」が起こった7月22日、青森市内では、午前11時ごろに、雲のすき間から「部分日食」の太陽を観察することができました。
 下の写真は、県立郷土館の屋上から撮影しました。最初は3階の展示室の出窓から太陽を探しましたが、中々、見つけることができませんでした。太陽の高度が思っていたより高いことになかなか気づかずにいただけでした。雲がフィルターの役割をしてくれたので、雲が厚くなった瞬間をねらって撮影しました。

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↑撮影地:青森市本町2-8-14  撮影時間:2009年7月22日午前11時20分頃
by aomori-kyodokan | 2009-07-28 15:31 | お知らせ

青森県立郷土館の「隠れたお宝」の紹介

 青森県立郷土館の西側にある旧館は、昭和6年(1931)に造られた鉄筋コンクリート造の貴重な建物です。棟梁は、重要文化財第五十九銀行本店本館(現青森銀行記念館、弘前市)の棟梁であった堀江佐吉氏の七男堀江幸治氏です。柱を建物全体のデザインに据え、古典主義建築の骨格を保持しつつ細部装飾を省略した、外観内装ともに、本県を代表するモダニズム建築です。昭和20年(1945)の青森空襲で類焼を免れ、青森市内に現存する建物としては、大変貴重なものです。
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↑現状写真

【沿 革】
●昭和6年11月24日 株式会社第五十九銀行青森支店として新築落成。
●昭和18年10月1日 五行合併により青森銀行本店となる。
●昭和20年7月28日 青森空襲の際、市内の建築物がほとんど焼失するなか、類焼を免れる。
●昭和45年7月20日 青森銀行本店は青森市橋本に新築移転。その後、旧本店の建物は県へ寄贈される。
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↑昭和40年代前半の青森銀行本店(写真提供:鈴木明子氏)

●昭和48年9月20日 青森県立郷土館開館。特別展示室として使用される。
●平成16年3月4日  国の登録有形文化財(建造物)に登録される。
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 ↑外観の西側部分は、6本の円柱を巧みに配置した美しい作りになっています。西日が時間と共に描き出す円柱の影は、特に美しい。
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 ↑正面玄関扉に施された装飾です。ここにも設計者のこだわりが感じられます。
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 ↑こちらは建物内部です。2階部分には、ご覧のように回廊が施されており、豪華な作りとなっています。円柱の織りなす光の影が柔らかく美しい。
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 ↑内部にしつらえた6本の円柱や天井には、ご覧のとおりの美しいコテ絵が施されています。昭和6年に竣工した直後の写真を見ると、現在と同じ模様が見て取れます。以下の手記にあるように、昭和20年代半ばに改修されているので、この時は往事と同じ模様で作ったようです。 

 これまで、建物の設計が堀江佐吉氏の七男であった堀江幸治氏によるものであることは知られていました。しかし、建物内部の柱などに施された見事なコテ絵によるレリーフが誰によって作られたのかは、知る由もありませんでした。 
 このほど、偶然、制作者=鈴木弥太郎氏のご令嬢にお会いでき、思い出を寄稿していただきました。お父様の命日(10月19日)には、必ず当館を訪ね、「作品」を見ながら慰霊するそうです。

 「父と私と青森県立郷土館」 (鈴木弥太郎氏ご令嬢) 
 「それは昭和25年頃のことです。私の父、鈴木弥太郎は青森市で左官業をやっていました。「やぁ、大変な仕事をもらってきた。」父のそんな言葉からはじまりました。戦前、第五十九銀行から青森銀行になり、そして戦後、改装工事が行われた時のことだったと思われます。営業部の柱の上のコテ絵とバルコニーのレリーフを請負ってきたのです。分厚い版木にモチーフを彫刻して、それに寒天を流し固めて、さらに寒天に石膏を流し固めて、それを1枚1枚乾燥させるのです。ですから、わが家はまるでレリーフの生産工場です。それを1枚1枚、工事現場で張り付けたのです。それが後の青森県立郷土館です。
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↑鈴木弥太郎氏

 父の仕事と言えばもう一つ忘れることができないものがありました。昭和27年頃、十和田湖畔にあるホテルのホールの白壁一面にコテ絵でギリシャ神話を描いたものを見る機会がありました。まだ未完成でしたが、これが父の仕事だと思うととても名誉に思ったものです。
 父はいつも兄達に「わらじをはけ、修業してこい」と言っていました。なぜか女だてらに、私までがわらじをはいてしまいました。親元にいるとわがままになるからと父を説得して家を出ました。
 何年かして休みで帰省した時のこと、その晩、東京へ帰るキップを買いに行こうとすると、「そうか、もう自分が生まれた家より東京のほうが良くなったんだ。さっさと帰ればいい」と、いつになくしつこく不機嫌な顔をして言うので少し変だなと思いました。「今夜帰るのやーめた」と、私が言ったとたんに、自分の膝をポーンとたたいて「よしっ、いっしょに飲もう」急に機嫌がなおって、母に酒の支度をさせました。その晩、私は生まれて初めて父と2人で酒を酌み交わしました。
 それから、ちょうど1ヶ月で父は亡くなりました。昭和35年10月19日、享年51才でした。1ヶ月前のあの日は、いつもかわいがってくれた父との最後に神様がくれた1日でした。」
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↑一方、階段の側面には青森銀行の前身である第五十九銀行の「59」をモチーフにしたレリーフがはめ込まれています。
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↑こちらは回廊の透かしです。非常に凝った作りです。
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↑また、床材には青森ブナが使われています。
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↑こちらは、金庫室の分厚い扉の内側に貼り付けられているエンブレムです。「東京伊藤金庫製作所」と記されています。描かれている鳥は、「鳳凰」と思われます。鳳は雄、凰は雌を指し、羽ある生物の王であるとされています。鳳凰が金庫製造元の紋章になぜ用いられているのか、それを考えてみるだけでも、ワクワクしてきます。

 このように、当館の旧館部分は昭和20年の青森空襲も乗り越えてきた、青森市内に現存する建物としては、大変貴重な建物です。しかも、その細部は見る者を試すがごとく、凝りに凝った作りになっています(例えば、土台にある空気抜口にも、わざわざ特注したと思われる透かしが施されています)。このようなことから最近は、県外から「建築マニア」(←大ホールの天井ばかり見つめているのですぐに分かります)の方がわざわざ見学に来るほど、その方面では知られるような存在となっています。

 失われた時間は、いくらお金を積み上げても買い戻すことはできません。青森県立郷土館は、今後もこの建物と共に歴史を刻んで行きます。一度、館内の展示品を見学がてら、70年以上の歴史を刻んできた由緒ある建物をあなたの記憶に刻み込んでみませんか。

「汝の立つ所を深く掘れ、そこに泉あり」(伊波普猷/沖縄出身の民俗学者)


by aomori-kyodokan | 2009-06-19 17:28 | お知らせ

ごあいさつ

 当館では、2006年9月から、最新の情報をお届けするためにウェブサイトに「ニュース」のページを設置しましたが、この度このページをブログ形式に致しました。
 これによりまして、従来よりも素早く新しい情報をお伝えできるようになりました。
 なお、コメント投稿については、当方で確認の後、公開するという方法を採らせていただきますので、ご了承下さい。今後も変わらずご利用頂きますようお願い致します。
by aomori-kyodokan | 2007-07-10 13:32 | お知らせ