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青森県立郷土館ニュース

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ふるさとの宝物 第1回 青森ヒバ

美林を作る「県の木」

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自然展示室に設置されているヒバ原木


 青森県立郷土館は、1973(昭和48)年9月20日に開館し、2013年で40周年を迎えた。当初は展示資料集めから出発し、風韻堂コレクションを始め、数多くの資料を県民等から寄贈いただいた。多くの方々の善意によって、今日の総合博物館としての県立郷土館がある。そのように収集され整理が終了した資料は、現在、約96,000点に及ぶ。この中から郷土の宝物である代表的な収蔵資料を順次紹介していく。
 自然展示室は、高い天井を展示に生かすため、設計当初からヒバ原木を設置する計画があった。ヒバは青森県を代表する常緑針葉樹で、別名ヒノキアスナロ(青森ヒバ)とも呼ばれる。その美しさから天然の三大美林の一つに数えられ、1966(昭和41)年には、青森県の木に制定された。
 展示しているヒバの原木は、むつ市大畑の国有林から伐採されたもので、当時の郷土館開設準備室の職員が積雪の中、現地に赴き営林署員とともに出品原木を選定し、原木5本を運搬、搬入し展示した。大変な作業であった。
(県立郷土館学芸員 山内智)
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by aomori-kyodokan | 2013-06-06 10:53 | ふるさとの宝物
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