物資統制下の配給切符

戦後配られたパンの配給切符。10枚つづりになっている。
「配給制度」と言えば、戦時中の物資統制をすぐに思い浮かべるであろう。1937(昭和12)年7月の盧溝橋(ろこうきょう)事件を契機に日中戦争が始まり、同年9月に公布された輸出入品等臨時措置法にもとづいてさまざまな物資統制がおこなわれた。
戦後まもなく、政府は物資統制の大幅な廃止を検討したが、連合国最高司令官総司令部が統制の継続を指示したため、46(昭和21)年3月の物価統制令と同年10月の臨時物資需給調整法により、生産財及び消費財の配給制度は続けられた。
配給機関として石炭、石油、肥料、酒、食料品、飼料、食糧などの公団が設置された。写真はパンの配給切符である。裏面には「此の券をパン代位配給所に御持参の上パンを御買求めください」をはじめ、6項目の注意事項が書かれており、パンを希望しない場合は原料の粉の配給を受けることもできた。また、裏面の各片に交付配給所名の捺印がないものは無効となり、このパン券には「食糧配給公団青森県七戸配給所」の捺印がある。現在開催中の特別展「発酵食品パワー」で展示中である。
(県立郷土館学芸課副課長 竹村俊哉)
※ 特別展「発酵食品パワー」は、2014年秋好評のうちに終了しました。
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