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青森県立郷土館ニュース

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写真で見るあおもりあのとき 第23回「風雪から家を守る津軽地方の雪囲い」

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↑雪囲い(昭和31年・佐々木直亮氏撮影)





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↑家の入り口(昭和31年・佐々木直亮氏撮影)

 津軽地方の農村では冬期の風雪から家を守るために雪囲いをしました。今でも五所川原市など津軽平野の一帯では、カッチョといって家の周囲に木の板を立てて塀のようにした雪囲いがみられます。以前は、この地域ではカヤの束を立てたものもありました。

 上の写真は、おそらく角巻を着た女性を撮影したのでしょうが、後ろには雪囲いをした家が見えます。この家の場合は藁のムシロをまわした雪囲いで、風の来る方向にだけ設置していることがわかります。

 下の写真は風雪を防ぐため家の入口にムシロを掛けているのを撮影したものです。除雪などで外出する際にすぐ履くことができるようにムシロの脇にはカンジキも吊り下がっています。
(青森県立郷土館:成田 敏)

※県立郷土館は、県内の行事や街並み、農民の暮らしぶりなどを撮影した古写真を、広く県民の提供を受けるなどして収集しています。当館がこれまで集めた写真の一部を紹介しながら「ちょっと昔のあおもり」の記憶を52回にわたってたどってみます。(この項は、東奥日報社連載記事を転載したものです。)
 昔の写真などをお持ちの方は、青森県立郷土館(電話017-777-1585)までご連絡ください。


【関連サイト】
●「佐々木直亮のホ-ムペ-ジ
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by aomori-kyodokan | 2011-01-27 08:45 | 写真で見るあおもりあのとき
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