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青森県立郷土館ニュース

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カテゴリ:企画展・特別展( 25 )

企画展「山内博尚コレクション 美しき蝶の世界」

b0111910_15391195.jpg 弘前市在住の山内博尚氏(70歳)は、県職員として職務に精励するかたわら、東南アジア・オセアニアなどに赴き収集を行うなど、長年蝶の研究を続けてきました。本展は、同氏から寄贈された貴重な標本約80箱を公開し、その業績を紹介します。


会期:6月7日(金)~7月15日(月) ※会期中の休館日はありません
時間:午前9時~午後6時     
会場:青森県立郷土館1階・特別展示室(大ホール)
料金:通常入館料 ※小・中学生、障がいのある方は無料

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by aomori-kyodokan | 2013-06-06 15:46 | 企画展・特別展 | Comments(0)

第3回北東北三県共同展~境界に生きた人々~東奥日報連載第3回

①末期古墳と北の集落
 飛鳥時代から平安時代前半にかけ、北東北では、末期(まっき)古墳(こふん)とよばれる墓が密集して作られた。県内では丹後平(たんごたい)古墳群(八戸市)と阿光坊(あこうぼう)古墳群(おいらせ町)が有名である。

 墓の多くは中央に木棺(もっかん)を安置した円墳で、周囲に幅1メートルほどの円形溝をめぐらせている。出土品には刀などの鉄製品、土器、各種の玉類、馬具などがあり、南からもたらされた品が多い。
 周辺には同時代の集落が分布していて、中には、有力者の居住を思わせるような大型住居跡が見つかった集落もある。

②南からやってきた逸品
 飛鳥・奈良時代の本県域では、現在の八戸市を中心に多くの集落が出現し、人口が増加したと思われる。気候が温暖化し、北東北でも稲作・畑作が容易になったためであろう。竪穴(たてあな)住居の形状や土器の種類などは南東北のものと共通性があり、南から新たな文化がもたらされたと考えられている。
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 注目されるのが、丹後平古墳群の最大の墓から出土した獅噛式(しがみしき)三累(さんるい)環頭(かんとう)太刀(たち)柄頭(つかがしら)(八戸市博物館蔵=写真)である。両面に牙(きば)をむきだした獅子をおき、周りを3個のC字環(かん)でつないでいる。金を主成分とする金属を貼り合わせたもので、朝鮮半島で6世紀ごろに作られたと考えられている。

 墓自体は8世紀前半のものだが、その100年以上も前の国外産の逸品が副葬(ふくそう)されていた点に、被葬者の権力の大きさが感じられる。
(青森県埋蔵文化財調査センター文化財保護主幹 齋藤岳)
◇       ◇
「境界に生きた人々」は9月17日(金)~10月24日(日)。9月25日(土)は記念講座。詳しくは県立郷土館017―777―1585へ
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by aomori-kyodokan | 2010-09-27 16:36 | 企画展・特別展 | Comments(0)

第3回北東北三県共同展~境界に生きた人々~東奥日報連載第2回

①新幹線開業の副産物
 今年の12月4日、東北新幹線の新青森駅が開業するが、その工事にともない、貴重な古代の遺跡が発掘された。新田(にった)(1)・新田(2)遺跡を含む石江(いしえ)遺跡群である。

 新城川(しんじょうがわ)右岸の、標高5~8メートルの丘陵地及び沖積地(ちゅうせきち)に立地している。平安時代、九世紀後半から11世紀中頃にかけての竪穴(たてあな)住居跡、掘立柱(ほったてばしら)建物跡、溝跡、井戸跡などが検出された。特に10世紀中頃からは、集落のまわりに溝をめぐらせていたことが明らかになった。
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②少ない本県の古代遺物
 土器類では、土師器(はじき)や須恵器(すえき)のほか、擦文(さつもん)土器が出土している。ほかに、鉄滓(てっさい)や鍛造(たんぞう)剥片(はくへん)など鉄生産に関わるものがある。また、多量の木製品が出土しており、檜扇(ひおうぎ)(=写真)や荷札木簡(もっかん)・習書(しゅうしょ)木簡(文字の練習をしたものか)のほか、馬形・鳥形・刀形・族(ぞく)形などの祭祀(さいし)具が含まれていた。丘陵上の井戸跡からは、土師器とともに、木製仏具なども出土した。

 木製品の樹種同定を行った結果、ほとんどがヒノキアスナロ(ヒバ)であった。このことから、在地産の木材を利用して作られた可能性が高い。伐採年も、上限で西暦880年という数値が出ている。ヒバを利用した木製品は曲物(まげもの)や椀にも及び、多くを占めている。

 律令制の支配が及ばない地と考えられてきた青森県で、律令祭祀具に似た木製品や仏教的な要素をもつ木製品が出土したことは、当時の社会の様相を知るうえで重要である。
(青森県立郷土館 学芸主査 伊藤由美子)

◇       ◇
 「境界に生きた人々」は9月17日(金)~10月24日(日)。9月25日(土)は記念講座。詳しくは県立郷土館017―777―1585へ
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by aomori-kyodokan | 2010-09-26 16:37 | 企画展・特別展 | Comments(0)

第3回北東北三県共同展~境界に生きた人々~東奥日報連載第1回

①高まる北東北への関心
 近年、各方面で北東北三県の結びつきが強まり、地域の内からも外からも、関心が高まっている。東北新幹線が青森まで延伸することにより、この傾向に拍車がかかるだろう。
 平成15年、青森・岩手・秋田三県の県立博物館は協力関係を結び、互いの研究成果や所蔵品を持ち寄って、地域の共通性や多様性を探る共同展を開催しようとの企画を立てた。早くも平成16年には第一回共同展「描かれた北東北」を開催し、近世の絵図や絵画を通じて、北東北の歴史をビジュアルに紹介した。 
 平成19年の第二回共同展「北東北自然史博物館~大地と生きものふしぎ旅行」では北東北の豊かな自然環境に着目し、気候・地質・動植物の共通性と多様性を提示した。

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↑青森市朝日山遺跡出土、伯牙弾琴鏡(はくがだんきんきょう)

②第三回共同展に向けて
 今回の「境界に生きた人々~遺物からみた北東北のあゆみ」では、古代から中世に至る北東北の歴史と文化を取り上げた。県の枠を越え、考古学と歴史学の垣根を越えて、70余の遺跡の出土遺物や絵画・文書・道具類など、約千点を出品する。極楽寺の銅龍頭(りゅうず)(国重文、岩手県)、秋田城跡出土の和同開珎(わどうかいほう)銀銭(秋田県)、朝日山遺跡の伯牙(はくが)弾琴鏡(青森県、写真)など、見どころはたくさんある。秋田・岩手での展示も好評で、これだけの質と量を備えた展示会を北東北で開催することは、今後、なかなかできないだろう。
 さまざまな文化の境界に位置する北東北のアイデンティティを確認し、豊かな将来像を考える機会となれば幸いである。
(青森県立郷土館 副参事 相馬信吉)
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「境界に生きた人々」は9月17日(金)~10月24日(日)。9月25日(土)は記念講座。詳しくは県立郷土館017―777―1585へ
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by aomori-kyodokan | 2010-09-21 19:52 | 企画展・特別展 | Comments(0)

淡谷のり子展始まる

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 12月1日(土)から淡谷のり子展が始まりました。特別展示室中央に設けられた、ステージを模した展示台の上には、ミラーボールが取り付けられました。往年の舞台の雰囲気をお楽しみ下さい。

追記:ブログ『まるごと青森』(12/7(金)付)でも本展のご紹介を頂きました。ありがとうございました。
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by aomori-kyodokan | 2007-12-01 09:00 | 企画展・特別展