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写真で見るあおもりあのとき 第131回 昭和30年代の子供たち 屋外の遊びがたくさん

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野球(昭和29年 野辺地町で長澤連三郎氏撮影)

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チャンバラごっこ(昭和34年 野辺地町で長沢錬三郎氏撮影)

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フラフープ(昭和33年 三沢市で野坂千之助氏撮影)

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ゴム跳び(昭和34年 三沢市で野坂千之助氏撮影)

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石けり(昭和29年 三沢市で野坂千之助氏撮影)





 筆者が現在住んでいる団地は、青森市内でもかなりの大きさがあります。従って、子供の数も多いはずなのに、屋外で子供達が遊び回っている姿を見かけることはめったにありません。
 筆者が小学生だった昭和30年代は、屋外の遊びがたくさんあって、学校の宿題をやっている時間はなく、遊びほうけていました。鬼ごっこ、野球、馬跳び、陣取り、コマ回し、ビー玉、たこ揚げ、チャンバラごっこ、釘差しなど。女の子だと、ママゴト、なわとび、ゴムとびなど。
冬になると、雪だるま作り、カマクラ、雪合戦、スキー、ソリなど、遊びには事欠きませんでした。カルタやトランプなどの屋内での遊びもありましたが、総じて、屋外での、それも安い遊具のものが多い時代でした。
 特に記憶に残っている遊びは、チャンバラごっこです。近くに生えていた柳の枝を切り取ってきては、皮の一部をはぎ、刀代わりにして遊びました。しなった枝ではたかれると、皮膚が赤く腫れ上がってきました。それでも、丹下左膳や鞍馬天狗になったつもりで、相手を切る快感は最高で、飽きることがありませんでした。
また、フラフープは昭和33(1958)年秋に日本中で大流行しました。しかし、腸捻転などの障害が出て、一部の自治体では禁止令が出て、ブームは急速に衰えていきました。
野球は、とりあえず、棒きれ1本とボール1個あれば、空き地や田んぼで手軽にできる遊びで、男の子には一番人気でした。
 どこの親も仕事に忙しく、子供に目が行き届かなかった時代、逆に子供にとっては「遊び天国」の良き時代でした。
(県立郷土館客員学芸員 相馬信吉)
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by aomori-kyodokan | 2013-02-28 08:00 | 写真で見るあおもりあのとき | Comments(0)
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