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青森県立郷土館ニュース

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写真で見るあおもりあのとき 第50回「合浦公園そばの浪打駅 周辺に学校や住宅地」

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↑昭和43年(1968)、廃止直後の浪打駅(原子二千六百年=かずとし氏撮影)



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↑浪打駅跡の現在の様子

 青森市内の国道4号は、合浦交差点を過ぎて浪打交番付近で県道が左に分岐しています。昔、このあたりに国鉄東北本線浪打駅がありました。

 浪打駅は大正13(1924)年1月15日に開業しました。当時、駅周辺には合浦公園のほか、旧制青森中学校(現 青森高校)・商業学校(現 青森商業高校)、少し離れて師範学校(現 弘前大学教育学部)がありました。また、公園南側の陸軍練兵場跡地に「練兵町」、公園の南西に「合浦町」などの住宅地が開発されました。昭和10(1935)年には市立第一中学校(現 青森北高校)が合浦町に創立されました。空襲で被害を受けたものの、駅周辺は戦後も公園と学校を抱える住宅街として発展を続けました。

 しかし、東北本線は複線電化の際、今の青い森鉄道線のルートに変更され、昭和43(1968)年7月22日、浪打駅は廃止されました。

 現在、周辺の高校も、青森明の星高校一校となりましたが、今でも合浦公園周辺には体育施設が多く、春祭りのほか、様々な行事や大会の度に賑わいを見せています。
(県立郷土館 佐藤良宣)

※青森県立郷土館では、県内の行事や街並み、農民の暮らしぶりなどを撮影した古写真を、広く県民の提供を受けるなどして収集しています。当館がこれまで集めた写真の一部を紹介しながら「ちょっと昔のあおもり」の記憶を52回にわたってたどってみます。(この項は、東奥日報社連載記事を転載したものです。)
 昔の写真などをお持ちの方は、青森県立郷土館(電話017-777-1585)までご連絡ください。
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by aomori-kyodokan | 2011-08-04 08:39 | 写真で見るあおもりあのとき | Comments(0)
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